Last Updated on 2025年9月7日 by 薫(かおる)
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日々の通知や小さな文字で「目がしんどい」と感じたら、スマホ本体の設定を少し変えるだけで楽になります。ここでは、iPhone/Androidで共通して効く見え方改善の基本と、すぐ呼び出せるショートカットまで、迷わず進められる順番でまとめました。
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目次
スマホ設定10選(タップでジャンプ)
- 文字サイズを大きく
- 太字テキスト
- 拡大(ズーム)
- 表示サイズ(UI全体)
- ダークモード
- 夜間の色温度(Night Shift/ナイトライト)
- 全体の眩しさを下げる(ホワイトポイント↓/エクストラディム)
- コントラスト強調・半透明を減らす
- 色の反転/色補正
- ショートカット(3クリック/ボタン)
1. 結論(すぐできること)
- まずはこの3つ:①文字サイズUP ②太字ON ③拡大(ズーム)を確認。
- 次に環境対策:ダークモードと明るさの自動をON。夜はNight Shift/ナイトライトを時間指定。
- 見やすさ仕上げ:コントラストUP、透明度を下げる、白さを弱める(ホワイトポイント↓/エクストラディム)。
- ワンタップで呼び出し:iPhoneはサイドボタン3回、Androidはアクセシビリティボタンに登録。
- 合う/合わないは人それぞれ。一週間ほど試して、つらい機能はオフにしましょう。

iPhoneの最短ルート
設定 → アクセシビリティ → ①拡大/拡大鏡 ②表示とテキストサイズ(太字、さらに大きな文字、コントラストを上げる、透明度を下げる、ホワイトポイントを下げる、スマート反転) ③ショートカット(サイドボタン3回)/ 設定 → 画面表示と明るさ(ダーク、True Tone、Night Shift)。
Androidの最短ルート
設定 → アクセシビリティ → ①拡大(三本指タップ/ジェスチャ) ②フォントサイズ/表示サイズ/太字テキスト/高コントラストテキスト ③色反転/色補正 ④アクセシビリティボタン / 設定 → ディスプレイ(ダークテーマ、エクストラディム、夜間モード/ナイトライト)。
迷ったら「文字サイズ → 太字 → 拡大」の順に。慣れたら「ダーク」「夜間」「反転」を足し、最後にショートカット登録で完成です。
最終チェックリスト(まとめ)
- 文字は大きい?太字はON?
- 夜は自動でNight Shift/ナイトライトが動く?
- 眩しさ対策(ホワイトポイント↓/エクストラディム)は効いている?
- 使う設定はワンタップで呼べる?
2. 機能の概要と使い方
拡大・文字・太字の基本
- 文字サイズ:文章が読みやすくなります。
- iPhone:設定 → アクセシビリティ → 表示とテキストサイズ → さらに大きな文字
- Android:設定 → アクセシビリティ → フォントサイズ(必要なら表示サイズも)
- 太字テキスト:細い文字がくっきり見えます(非対応アプリあり)。
- iPhone:同メニューで太字テキストをON
- Android:設定 → アクセシビリティ → 太字テキスト
- 拡大(ズーム):必要なときだけ画面を大きくできます。マップや小さなリンクに便利。
- iPhone:設定 → アクセシビリティ → 拡大(ウィンドウ/フルスクリーン)
- Android:設定 → アクセシビリティ → 拡大(三本指タップ/ジェスチャ)
- 表示サイズ(UI全体):アイコンやボタンなどUI全体の大きさ。
- Androidのみ:設定 → アクセシビリティ or ディスプレイ → 表示サイズ(iPhoneは非対応なので拡大で代用)

ダークモード・夜間の光量調整
- ダークモード:背景を暗くして眩しさを減らします。
- iPhone:設定 → 画面表示と明るさ → ダーク
- Android:設定 → ディスプレイ → ダークテーマ
- 夜間モード/Night Shift/ナイトライト:夜は画面をあたたかい色にして、目と睡眠への負担を軽く。
- iPhone:設定 → 画面表示と明るさ → Night Shift
- Android:設定 → ディスプレイ → 夜間モード/ナイトライト
- ホワイトポイント↓/エクストラディム:画面全体の“白い光の強さ”を弱くして、まぶしさ対策。
- iPhone:設定 → アクセシビリティ → 表示とテキストサイズ → ホワイトポイントを下げる
- Android:設定 → ディスプレイ → エクストラディム(名称は機種で少し違います)
- コントラストUP・半透明を減らす:文字やアイコンの境目がはっきり。
- iPhone:設定 → アクセシビリティ → 表示とテキストサイズ → コントラストを上げる/透明度を下げる
- Android:設定 → アクセシビリティ → 高コントラストテキスト
- 色の反転/色補正:暗い配色にしたい画面で便利。ただし写真や色確認は見え方が変わることがあります。
- iPhone:設定 → アクセシビリティ → 表示とテキストサイズ → スマート反転(または反転)
- Android:設定 → アクセシビリティ → 色反転/色補正

私のおススメは「ホワイトポイントを下げる」設定です
昔から眩しいのが苦手だったんですが、画面の明るさそのものを下げる事が出来るのでスマホがより快適になりました
まぶしいのが苦手な方、もっと画面を暗くしたい方にホワイトポイントを下げる設定おススメです!
クイック操作(すぐ呼び出す)
- iPhone:設定 → アクセシビリティ → ショートカット → 「拡大」「スマート反転」「拡大鏡」などにチェック → サイドボタン3回でON/OFF。
- Android:設定 → アクセシビリティ → アクセシビリティボタンをON。通知シェードのクイック設定に「拡大」「ダークテーマ」「夜間モード」などを追加。
私はこのショートカットを「ホワイトポイントを下げる」設定に使っています
画面が暗くなるのは目が楽で良いんですが、たまにバーコード決済のバーコードを読み込んでくれない時があります笑
ダメだった時にサイドのボタンを3回押して明るさを戻すと大体は普通に読み込んでくれるようになります!
他に設定したい項目が無いときはぜひ試してみてください!
期待できること(メリット)
- 小さな文字の読み落としが減る。
- まぶしさ・チラつきが減り、目の疲れがたまりにくい。
- タップミスが減って、操作がらく。
- 夜のスマホでも、寝る前の負担が軽くなる(ダーク+夜間)。
光や画面に敏感な人向けのコツ
- 明るさは自動+少し低めに。
- **ホワイトポイント↓(iOS)/エクストラディム(Android)**を常用。
- 動きを減らす(視差効果やアニメーションをオフ)。
- 色補正は必要な人だけ。見分けやすくなります。
使い方の目安(ためし方)
- まず文字サイズUP+太字ON。
- 次に拡大をON。必要な場面だけ使う。
- ダークと夜間モードを時間で自動に。
- 一週間ためして調整。合わない機能はオフ。よく使う機能はショートカットへ。
相性の良い組み合わせ
- 文字サイズ↑+太字+コントラストUP=読みやすさの基本セット。
- ダーク+夜間+ホワイトポイント↓/エクストラディム=夜に強い組み合わせ。
- 拡大+ショートカット=必要な時だけサッと拡大。
3. 注意点・Q&A・参考
注意点
- 酔い・頭痛・片頭痛が出たら、拡大倍率や反転を弱める/オフ。アニメーションも減らす。
- 色反転・色補正は、写真や買い物で色が違って見えることがあります。必要な時だけ使う。
- 誤タップが増えたら、表示サイズや拡大倍率を見直し。ショートカットで切り替えを速く。
- バッテリーは使い方で増減します(高輝度や常時拡大は消費増)。
よくある質問(Q&A)
Q1. ダークモードと“反転”はどう違う?
A. ダークモードはアプリが用意した正式な暗配色。反転はシステムが色を入れ替えて暗く見せます。基本はダーク優先、対応していない画面だけ反転で補いましょう。
Q2. 文字サイズと表示サイズ、どちらを変える?
A. まずは文字サイズ。それでも小さいときだけ表示サイズ(Android)も上げます。
Q3. ブルーライト対策は必要?
A. 夜はNight Shift/ナイトライトで色をあたたかくし、明るさを下げるのが実感しやすいです。昼は文字サイズとコントラストを優先。
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参考文献
※外部サイトの内容・最新性は各サイトでご確認ください。
- Apple:iPhone アクセシビリティの概要(表示とテキストサイズ、ズーム、拡大鏡、ショートカット)
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone - Android ヘルプ:アクセシビリティ機能(拡大、文字サイズ、色反転、色補正、ダークテーマ)
https://support.google.com/accessibility - American Academy of Ophthalmology(AAO):Digital Devices and Your Eyes(デジタル眼精疲労)
https://www.aao.org/eye-health/tips-prevention/digital-devices-your-eyes - American Optometric Association(AOA):Computer vision syndrome(Digital Eye Strain)
https://www.aoa.org/healthy-eyes/eye-and-vision-conditions/computer-vision-syndrome - 厚生労働省:情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(作業環境・明るさ・休憩)
https://www.mhlw.go.jp/content/000580827.pdf
免責
免責事項:本記事は一般的な情報をわかりやすくまとめたものです。医療行為や個別の診断の代わりにはなりません。見え方や体調に不安がある場合は、眼科などの専門家にご相談ください。色反転・拡大などの設定で写真や色の見え方が変わることがあります。運転中や作業中の設定変更は避け、安全な場所で行ってください。外部リンクの最新性・正確性は各サイトに準じます。