Last Updated on 2025年8月30日 by 薫（かおる）
近くがぼやける、PCで目がつかれる――そんなときは、生活に合ったメガネを選ぶことが大切です。むずかしく考えず、まずはよく見る距離を測りましょう（例：PC画面60cm、読書35cm、会議1.5m）。この記事では、
- 単焦点（近く用）
- 中近（室内向け）
- 遠近（遠くも近くも1本）
の違いと選び方を、やさしい言葉で説明します。さらに、反射防止・撥水・傷に強いなどのレンズコート、お店で確認すべきポイント、安全に使うコツもまとめました。
目次
夏に流行しやすい子どもの感染症 🦠
ヘルパンギーナの特徴と症状
- 潜伏期間は2〜4日ほどで、突然38〜40℃の高熱が出ることが多いです。
- のどの奥（軟口蓋や咽頭後壁）に、1〜5mmほどの小さな灰白色の水ぶくれができます。
- これらの水ぶくれは1〜2日でつぶれて潰瘍になり、強いのどの痛みを引き起こします。
- 食欲が低下したり、元気がなくなる、だるさや頭痛を訴えることもあります。
手足口病の特徴と症状
- 手のひら、足の裏、おしりなどに2〜5mmの水ぶくれができるのが特徴です。
- 口の中にも小さな水ぶくれや潰瘍ができ、飲食がしづらくなることがあります。
- 発熱は37〜38℃程度と軽く、場合によっては熱が出ないこともあります。
- 比較的元気に過ごせることもありますが、乳幼児では機嫌が悪くなる場合があります。
症状別で比較する3つの病気 📋
| 病名 | 発熱 | 発疹の場所 | 発疹の特徴 | のどの痛み |
| ヘルパンギーナ | 38〜40℃の高熱 | のどの中 | 水ぶくれ→潰瘍化 | 強い |
| 手足口病 | 微熱〜37〜38℃ | 手・足・口・おしり | 水ぶくれ→自然消失 | 軽い〜ややあり |
| 溶連菌感染症 | 38〜39℃ | 全身 | 細かい赤い発疹 | 強い |
流行の時期と地域差について 🗾
- 毎年5月ごろから徐々に感染が増え、7〜8月に流行のピークを迎えます。
- 保育施設や幼稚園など、人が多く集まる場所では早く広がりやすいです。
- 北海道など寒冷地では、流行が南の地域より1〜2週間遅れる傾向があります。
- 2024年のデータでは、手足口病が例年以上に多く報告され、特に注意が必要とされています。
- 手足口病などのウイルス感染症は2〜3年ごとに大きく流行することもあります。過去の流行パターンを把握しておくと、今後の予防にも役立ちます。
親が不安に思いやすいこと 🤔
重篤な合併症への恐れ：髄膜炎や脳炎のリスク
実際のリスクと症状の見分け方
合併症の発生頻度
- 髄膜炎・脳炎の発生率：約1%（非常に稀）
- 心筋炎：極めて稀（0.1%以下）
- 神経原性肺水腫・急性弛緩性麻痺：極めて稀
重症化サインの具体的な見分け方
| 緊急受診が必要な症状 | 経過観察可能な症状 |
| 意識がぼんやりする・反応が鈍い | 軽度の発熱（38℃程度） |
| 激しい頭痛・繰り返す嘔吐 | 食欲不振（水分は摂取可能） |
| けいれん・手足の麻痺 | 口内炎による軽度の食事困難 |
| 呼吸困難・顔色不良 | 手足の発疹のみ |
| 高熱が3日以上継続 | 一時的な機嫌の悪さ |
重篤な合併症にまでなってしまう確率は稀なようですが、知っておくといざという時の異変に気が付くことが出来るかも。
感染予防と家庭でできるケア 🧼🍵
- 夏風邪には特効薬がないため、出ている症状にあわせてケアを行う対症療法が基本です。
- のどが痛そうなときは、ゼリー飲料や冷たいスープなど、のどにやさしいものを少しずつ与えるのがポイントです。
- 食欲がなくても無理に食べさせず、脱水を防ぐためにこまめに水分をとるようにします。
- ウイルスは熱が下がっても便などから2〜4週間排出されることがあります。おむつ替えやトイレ後はしっかり石けんで手を洗いましょう。
- タオルの共有は避け、各自専用のハンカチやペーパータオルを使用することで感染の広がりを防げます。
まとめと安心して過ごすためのポイント 📝
- 夏は子どもの感染症が増えやすい季節。特にヘルパンギーナや手足口病は代表的です。
- 症状の違いを知っておくことで、病気の見分けや医師への説明がスムーズになります。
- 保育園や遊び場など人の集まる場所では感染が広がりやすいため、日常的な予防が大切です。
- 手洗い・うがい・水分補給を習慣にすることで、感染症予防につながります。
- お子さんの様子を日頃からしっかり見ておくことで、早めの対応ができます。
- 症状が出たら無理をさせず、医師に相談することが安心への第一歩です。
救急受診のめやす（迷ったら#8000などに相談を）
#8000はこども医療でんわ相談です。休日、夜間などの急な症状の時に受信をするべきか相談できます。
- ぐったりして反応が弱い／意識がもうろう
- 水分がとれない・尿が半日以上出ない・嘔吐が続く
- 呼吸が苦しそう、ゼーゼーが強い／けいれんを起こした
- 39℃以上の高熱が3日以上続く／生後3か月未満の発熱
- 強い頭痛や繰り返す嘔吐、項部硬直（首が痛くて前に曲げられない）
- 目の充血と強い痛み・まぶしがり（結膜炎疑いが強い）
- 発疹が急速に広がる、出血を伴う、触ると強い痛みがある
- 乳幼児・基礎疾患・免疫抑制治療中などリスクが高い場合
（参考：厚生労働省・国立感染症研究所・自治体の感染症情報を随時確認し、最新の基準に従ってください。）
家にも４歳の子がいるので、こういった小さい子に流行りやすい病気には注意していきたいと思います💦
もしなってしまっても、こうして少しでも知っておくことで慌てずに対処できるようになると思っています！
8月は気温が高く、熱中症にもなりやすい時期です。体調が崩れやすい季節だからこそ、感染症にも気を配りながら、子どもたちが元気に夏を過ごせるようサポートしていきましょう 🌿。
参考文献（クリックで下に開きます）
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為の代替ではありません。症状が強い／長引く場合は医療機関に相談してください。
本記事は一般的な健康情報の解説であり、診断・治療の代替ではありません。症状には個人差があり、基礎疾患の有無や月齢・年齢によって対応が異なります。気になる症状がある場合は医療機関へご相談ください。流行状況や登園基準は自治体・園/学校・医師の指示を優先してください。
節約のために訳ありお野菜を食べるようにしてます✨
